最新科学スピリチャル研究所

日本の精神世界を探求していきます。

パワースポットやパワーストーン自体に、エネルギーは一切ありません。結局、それは人の気持ち次第です。エネルギーを体感したりするのは「パブロフの犬」と同じ原理です。その場や物からの波動エネルギーは実在しません。

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パブロフの犬は「食事をする前にいつもベルを鳴らしておくと、ベルを鳴らしただけで、その犬は、よだれをたらす」という実験です。訓練や経験によって後天的に獲得される反射行動(条件反射)の事です。条件反射とは、内外の刺激に対して、神経系を通して生体反応が起きる事です。生体反応が起きるってことは、なんらかのエネルギーを感じているってことです。これは周知の事実のことでしょう。人でも、梅干しやレモンをかじる事を想像したらつばがでますよね。条件付けで誰にでもおこる生体反応です。

パワースポットやパワーストーンに何かを感じるのも同じその条件反射の一つです。何らかのエネルギーを感じるとするなら、それは知識や情報による条件反射的な生体反応です。この反応の原因は「後天的に獲得された何か」というのがポイントです。それは、知識や情報、物語やストーリーによる条件反射です。はい、そうです。知識や情報、物語やストーリーによる思い入れ、思い込みが身体に及ぼす反射的な生体反応なのです。人は臨場感に反応します。臨場感とはリアリティーを感じるっていうことです。よりリアルにより現実感をありありと思い浮かべる事で、その力強い臨場感を人は感じ反応します。実際に、どんなパワーストーンにもエネルギーは全くありません。どんな凄いといわれるパワースポットでもパワーのあるエネルギーなんてものは存在しません。得た知識や情報、物語やストーリーによってリアルな臨場感を感じ得た結果の生体反応でしかありません。つまり凄いストーリーを展開されると、その場は凄いパワースポットになりますし、凄いストーリー展開をされると、その石は凄いパワーストーンになります。石というのは、日本語の「意思から石」(意思=石)というんだよというトンデモない嘘話でも信じてしまったら、その石にはパワーを持つ事になります。要は、これはめちゃめちゃ凄いものだと信じ込んだら、そのような凄い力を人は感じます。 英語で石stoneやrockに意思という意味なんてほんの一ミリもない、すぐに嘘だとわかるはずです)

エネルギーが本当にあるならパワーストーン屋さんが閉店する事はありません。成功している社長さんは神社にお参りにいくという本がベストセラーになりましたが、神社に行ってパワーを授かるのであれば、全員、成功した社長さんになっています。神社等々のパワースポットにエネルギーは、客観的事実として存在しません。

人は思い入れで自らそのパワーを感じるものであって、外側の物質からのパワーの影響は一切ありません。すべては、その体感するエネルギーは自分の心が作るものなのです。気功治療と一緒で、気功の先生が治したいと思って施術し、患者も治りたいと思って、先生と患者が一緒に治すという意思合意があって効くのです。伝統的な太古より伝わる信仰療法と一緒です。要は、原初的な話で、子供が転んで擦り傷を作って来た時に、お母さんが「イタイの痛いの飛んでけ〜」というと子供が泣き止むのと同じです。お母さんのパワーは絶大です!もし大好きでしょうがない片思いの本命の彼女がこちらに向って歩いてくるとします。胸は高鳴り顔は赤くなり、もうドキドキです!スピリチャル的な解釈ですと、ラブラブなフェロモン波動エネルギーがその人より発散しており、そのエネルギー受けて感じているのでしょうか???逆にとても嫌いな人がこちらに向って歩いてくるとします。ヘドがでそうなくらい気持ち悪くなりました。それは、その人が凶悪なデスメタル波動でもだしており、それを感じたので胸クソ悪くなったのでしょうか????実際は、全く違います。魅力フェロモン波動や極悪デスメタルオーラなんて彼らは一切だしていません。勝手にあなたが自分で作り上げた妄想です。あなたが自分でそれを勝手に感じて「これこそが本物の波動エネルギーだ!」とか思っただけでしょう。それは「できない脳ほど自意識過剰」という本のタイトルと一緒です。大好きで仕方がなかった彼女と大嫌いなデスメタル男は、彼の目の前で、ハグをして軽いキスをかわして手をつないで微笑ましく立ち去っていきました。ガ〜ン!!!これこそ波動エネルギーの正体なのです。何度も何度も書きますが、波動エネルギーは自分の心や頭で作り上げたものなのです。

話が幼稚になりかけたので、少し真面目に書きますね。40億の借金を返した社長の自伝本には、借金の返済の為の地獄のような日々が綴られており、自殺をふと考えた時期もあったそうです。そのような生活の中で父の形見のロレックスの話が出てくるのですが。その社長さんにとって、この世の最高のパワーストーン的なアイテムは、そのロレックスだったのでしょう。実際、お会いした際に無理を言ってそのロレックスを私ははめさせてもらいましたけど。自分にとっては、そのロレックスはやはり時計でしかありませんでした。当たり前の話ですいません。

では、著名な経営コンサルタントが本に書いた事がきっかけで広まった、「フランス人と風鈴」の話をご存知の方も多いことでしょうか。夏の日にフランス人女性と風鈴のある部屋にいたが、その女性は、風鈴を感知していなかった。説明してやっと理解しその存在を認識できた。という話です。つまり、その風鈴は、実際には説明する前から風鈴は彼女の視界にあったはずですし、音だって物理的信号としてはちゃんと彼女の鼓膜を振動させていたはずです。にもかかわらず、彼女は風鈴の存在にも音にも気付かなかった。それは彼女が「風鈴」というものを知らなかったからです。全く予備知識のない来日したての外国人を説明のないまま案内し、突然、エネルギーを感じますか?と問いただしても感じる訳はありません。人は知らないものは認識できないのです。逆に言えば、認識できる範囲だけがその人にとっての世界なのです。このように、もうお分かりのようにパワースポットのエネルギーは、実際には存在せず。もしなんらかのエネルギーを感じることがあるならば、それは、その人の脳(心)の作り出したものです。いわば、日本人にとっての風鈴が、メンタル・エアー・コンディショナーのような役目を果たしているようにです。

なんの宗教の認識もない日本人が、友人のつきあいで、行きたくもない、エルサレム嘆きの壁に行って、いや〜もの凄いエネルギーがあるんだ!なんてまったく感じないのと一緒です。周りの外国人はみんな神々しい表情で涙をながしているのにです。

以前、合気道の動画を紹介しましたが。関連して最期に仰天エピソードを。YouTubeで最近見つけましたのでご紹介致します。ある武道家が、いかに「鉄」という物質が人体に悪影響を及ぼすかという内容の動画なのですが・・・。説明によると鉄で経脈が乱れるそうですが、、、つまり、鉄を近づけると身体が乱れて力が入らないというのです!その武道家の師匠がセミナー参加者に一人一人、持っている鉄を近づけるとどうでしょうか。なんとその一人づつが順々に身体がぐにゃ〜となり立っていられずに床に倒れ込むのです!もう催眠術ショーと一緒ですね。

子供の頃、鉄棒で逆上がりしたことないのでしょうかね。プロ野球ではどうやってヘルメットをかぶりながら150キロのボールを打てるのでしょう。剣道では、鉄製の面をつけながら集中して試合ができるのでしょう。F1という過酷なレースで鉄のかたまりに乗ってよく操縦できるのでしょう。笑笑。合気道や武道の精神は尊重し個人的に好きですが、一応爆笑してしまったのでご紹介しておきます。