最新科学スピリチャル研究所

日本の精神世界を探求していきます。

金の嘘。感動秘話は実は虚偽。美談のホラ話三選。様々な反証により決定的な誤りが判明している「江戸しぐさ」「水からの伝言」「胎内記憶」の勘違いにご注意ください!

江戸しぐさは、芝三光という人物が、一九七〇年代以降に“創作”したマナー集とでもいうべきものです。そのネーミングとは裏腹に実際の江戸時代の風俗とはまったく関わりがなく、西洋風マナーの焼き直しや軍国主義教育の残滓まで含んだまがいものなのです。 一時は教科書にまでにのり日本の教育をむしばんだ「江戸しぐさ」を終わらせるために今一度お知らせしておきましょう。「江戸しぐさ」はやめましょう。何が問題か。なぜ広がったか。
https://news.yahoo.co.jp/byline/usuimafumi/20150626-00046971/


水からの伝言」を信じないでください。
https://www.gakushuin.ac.jp/~881791/fs/
「水に『ありがとう』などの『よい言葉』を見せると、きれいな結晶ができて、『ばかやろう』などの『わるい言葉』を見せると、きたない結晶ができる」というのが「水からの伝言」というお話です。 これはたとえば、水にありがとうや平和などの「よい言葉」をかけると結晶は美しい形となり、バカや戦争などの「悪い言葉」をかけると結晶も醜い形となるといったことです。しかし、これまでの科学の知識から考えれば、水が言葉の影響をうけて結晶の形を変えるということは、決してありません。


「胎内記憶」胎内記憶を持って生まれてくる赤ちゃん。ファンタジックな世界観で謳う「親子の絆」生まれる前、天国のようなところでお母さんをみていて、自分で選んで生まれてきた。そんな記憶を持つ子供たち。もっと遡ると、卵子精子だったときの記憶。=「精子卵子が記憶を持つという謎理論」神様との約束で「子は親を選んで生まれてくるという美談は微笑ましいですが、中絶18万件、児童虐待13万件、児童養護施設3万人という驚くべき数字が現実にあります。日本トンデモ本大賞2009にもノミネートされたツッコミどころ満載の胎内記憶にまつわる本は、未だに「スピ系オカルト信奉者」の熱い支持が続いているようですが、その二次的被害がそのお子様達に及んでいます。とても悲しい事態を引き起こしています。「私はいつでも神様と話せるの!」「僕はナントカ惑星からこの地球に生まれて来たの!」子供達は、親が望むようなことを気持ちを汲んで話しているようです・・・それで良いのでしょうか?

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プラトンの「高貴な嘘」は金の嘘とも言われますね。『国家』に出てくる神話で、 人間は土から作られ、統治者になるべくして生まれたものは金が混じっており、 戦士には銀が、農作者と工作者には鉄が混じっている、という話がある。 これは各人が各自の役割に不満を持たずに国家のために生きることができるように、 統治者が人々に信じこませるためのもので、 プラトンはこれを高貴な嘘と呼んだ。この「気高い嘘」を統治に利用することをプラトンは肯定しています。プラトンは「本当の偽り」と「言葉における偽り」を区別し、後者を人間にかかわる罪のない嘘としています。仏教でも嘘も方便と言うようにです。ただし「科学的事実と反すること」「歴史的事実として客観性が無いもの」「明らかに普遍性に欠けるもの」この三点に於いて、特にネット検索等で一発で間違いに気づけるものは、やはり「間違いは間違いと認め」間違った認識をしていたと謙虚に反省し、ごく普通の当たり前の考え方に戻すべきなのです。

 
「トゥルー・ビリーバー・シンドロームの人達」
https://vishnukrishna.hatenablog.com/entry/2019/07/04/204743
厄介な人達は一定数存在する。それはトゥルー・ビリーバー・シンドロームの人達。(true-believer syndrome、狂信者症候群、信じ込み症候群)とは、何らかの超常現象や超自然現象について真実であると信じ込んだ人が、その「超能力者」からトリックであったことを告白されるなどの非常に明確なインチキの証拠を示されてもなお、その超常現象/超自然現象を信じ続けてしまうことである。「人は波動や周波数を感知する事はできません」と証拠を提示しても納得しない人達など。