最新科学スピリチャル研究所

日本の精神世界を探求していきます。

【まさかの作り話だったというオチ!】トンデモ超古代文明の虚構(古史古伝の妄想世界)偽史が作られた理由とは?「世界の始まりは日本だった」「日本は世界を救う国」「世界の支配者は日本人」だいたいまとめると「日本はなんでも世界一」という偽世界観が作られた訳。待望の大嘘完全論破シリーズ第二弾!(笑)

「いやでござんす(1853年)ペリーの来航」黒船4隻を率いてペリー提督が浦賀沖にやってきた年を、こんな語呂合わせで覚えた人も多いでしょう(笑)当時の庶民が作ったとされる狂歌??「太平の眠りを覚ます上喜撰たった4杯で夜も眠れず」もご存知の方も多いことでしょう。ペリー来航時の困惑する日本人がすけてみえるようですね。

ペリー来航時より第二次世界大戦まで、日本人の心はめっちゃめちゃ不安の中にありました。その不安をかき消すかのように偽史は作られました。その不安、日本人のアイデンティティ・クライシスの真っ只中で。特に明治・大正期に集中的に、我々の先祖である古代日本人は「超絶めちゃくちゃ凄かった伝説」という偽書が次々と作られました。欧米列強って「マジでヤバいよね〜!」っていう悲鳴の中で。戦争へとまっしぐらに進んでいく過程で「日本人って実は世界一」的な偽史が大量生産されました(笑)

引きこもりという鎖国状態にあった日本(笑)気がついたらアジアやアフリカは植民地支配されてるし、中国やロシアといった大国も不穏な空気だしてるし、そりゃビビりまくりますわな。そんな背景もあり「数々の世界一の日本超最強伝説」は偽造された。当時は古代文明なんて誰も調査できないし、でっち上げの捏造でもまず嘘だとばれない。明治時代でさえ中学進学率は5%以下で、それ以前はもっと低かった。なので、インテリ層をちょろっと騙せば全く問題ない。自作自演で「自分で書いといて、オラんちの蔵から古文書みつかった」と装えば全く問題ない(笑)実にこのような背景もあり、その壮大なスケール感でロマンを語る大嘘本「古史古伝がぞくぞく誕生した。ちなみにこの時期に我が輩は天皇であるという怪伝な自称天皇ブーム!?は戦後まで続いた(笑)

そして現在もオカルト・アングラ系でまさかの本気で信じちゃっている人がぞくぞくと本やネットで紹介している。「その壮大なスケール感で!」その筆致は素晴らしい事に情熱やロマンで溢れ、人に感動を与え魅了する。下手な小説より断然面白い。けど実は虚像のフィクションであり、最初から偽物なのですよ〜。暴走しないように虚実の判断は冷静に考えなきゃですよね〜。

もし信じている人が居たらぜひ自分で調べてほしい。そのほとんどが「論拠が無い」「信憑性が浅薄」「贋作や捏造」などの理由で検証の対象にすらなり得ず、一般的にはオカルトに分類されている事実を。実際オカルトコーナーに本は分類されている(笑)

注意喚起:「なんでも古代日本は超世界一」の謎理論に加え「失われた超技術の復活」や「未知なものへの憧憬や畏敬」は非常に盲信を生じやすい」「非常に盲信を生じやすい」「非常に盲信を生じやすい」重要なので三度の繰り返し(笑)しばしば変な集団やカルトが引用するなどし利用している。つまり格好の素人洗脳の道具として利用される事が多いので注意が必要ですよ〜。

ま、ここで気をつけてと言っても、スピやオカルト、陰謀業界は非常に面白い。マーケットとしての規模もデカいし。カウンターカルチャーとしてのサブカルジャンルとして昔から歴として成立している。ではどうやってつき合っていけばいいのか?それはプロレスファンのように健全に「不思議なもの」をエンタメとして楽しむということ。以下をご参考までに。今日はこの辺で〜。

オカルト業界のウラ事情をぶっちゃける~山口敏太郎さんインタビュー~
https://3pun-qk.com/heard/1284.html/amp

大手出版社が発行しているM(老舗の有名オカルト雑誌)は、情報八百長であることを分かっていながら、真剣勝負であるかのように伝えています。オカルトの扱い方がわからずに、「この予言を信じろ」「超能力は存在する」とまやかしごとを言っている。それを信じて読んでいる人がたくさんいるんです。