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霊能者の嘘を暴く!ジェームズ・ランディ(奇術師)

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ジェームズ・ランディ(奇術師)

霊能者の嘘を暴く!ジェームズ・ランディ教育財団 ted日本語字幕
https://www.youtube.com/watch?v=vxyc9J5pW-c

超能力バスターVS超能力者 本物なら1億2000万円獲得
https://www.youtube.com/watch?v=KSs66jT4Y3M&t=8s

 超能力者と証明出来たら100万ドル!
ジェームズ・ランディ教育財団の超能力チャレンジとは?

時は1950年代、アメリカを中心にスピチュアル・ブームが巻き起こっていた。そのきっかけになったのが、1948年に起きたハイズヴィル事件。
ハイズヴィル事件を簡潔に説明すると「死者と交信できると話題になったフォックス姉妹がいて世間が熱狂するけど、結局はイカサマでした、残念」という事件
ブームの火付け役自体が、すでに嘘にまみれていたのだ。しかしこの事件以降、アメリカ中にスピチュアルブームが起こり、イカサマ霊能者や超能力が溢れ出す
プロのマジシャンであるジェームス・ランディは、そういったイカサマ師たちの”ネタ”を一目見ただけで看破することが出来た。
あるテレビ番組に出演したランディは「超能力や霊能力は全部嘘っぱちだ!!」と公言する。そこに居合わせた学者が「では、本物の能力者であると証明できた者に賞金を出してみては?」と提案する。
これが「100万ドル超能力チャレンジ」の始まりなわけだが、その裏にはランディの人生をかけた戦い、イカサマ心霊術などによって多額のお金を巻き上げている詐欺師たちへの怒りがあったのだ。
https://soyokazesokuhou.com/jamesrandi/

「科学的に実証できる超能力を持つ者に、100万ドルを進呈する」という趣旨で、世界中の超能力者達から挑戦を募っている。このチャレンジで超能力を実証するためには、二段階の手続きを踏まねばならず、1964年のチャレンジ開始以来、のべ1000人以上が挑戦したといわれるが、100万ドルを手にした者はまだ出ていない。

 

カルロス事件:超能力バスターの試み
https://www.youtube.com/watch?v=n2dxhs5xKoY&t=261s

超能力バスターの試み
https://www.youtube.com/watch?v=XEUFJZjfqq8

カルロス事件
カルロス事件とは、ランディがオーストラリアのテレビ局により、企画された多くの人とメディアを詐称した事件。もともとは、チャネリング(降霊術の一つ)の疑わしさに関する企画を、オーストラリアのテレビ局プロデューサーが「マスコミ含む自国民が捏造情報をどこまで信じるか」という企画をランディに依頼したことに始まる。

この企画の打診を受けたランディは、オカルトとは何ら無関係であった知人のホセ・アルバレスチャネラーに仕立てるべくランディのもとで綿密な仕込みを行なった。仕込みの一つとして脇の下にボールをテープで留めてこれを押しつぶして腕の脈拍を止め、偽の仮死状態を作り出すトリックなどが含まれていた。そして、1988年に2人は「アメリカで話題の」「2000歳の精霊とチャネリング」という触れ込みとともにオーストラリアを訪れ、TV局に売り込みをかけた。アルバレスは名前を「カルロス」と変え、チャネラーらしく権威があり、もっともらしく見せる為の細工や小道具を駆使して豪州のTV番組「Sixty Minutes」に出演、ランディの使った手口は小型無線機を使った初歩的な手品とコールド・リーディング、カルトで良く使われているような文言を適当に散りばめた抽象的で仰々しい「カルロス文書」と名づけた即席の教義、そして「カルロス」ことアルバレスの演技も相まって大量の信者を生み、テレビの人気者となり様々な媒体が彼を「チャネラー」として取り上げた。彼らの「興行」はシドニーのオペラハウスのショウで最高潮に達し、このタイミングを見計らいランディが事の経緯を明らかにする。呆然とする者や騙されたと知って怒り出す者、中には意味が解らずカルロスを擁護し、ペテンだと明らかになったあとでさえカルロスとその霊的でもなんでもないメッセージを信じ続けた者も居たといわれる。

豪州の視聴者を含むメディアは全てが仕込みとヤラセと知り大騒動に発展、カルロスを「本物」として扱った番組は大恥をかく事になる。ランディは「電話一本で確認すればペテンだとわかるネタが数多くあったのに、メディアはその手間すら行わず、検証も怠り鵜呑みにし、何の価値も無い電波を視聴者に向かって流し続けた。かように人が簡単に騙されやすいと同時に、メディアを騙すのも造作無い」と喝破した。

 

超能力研究者はマジックと超能力の区別もつかないことを暴いた

「プロジェクト・アルファ」
マクドネル超能力研究所という世界で一番資金のある超能力研究所があった。この研究所の所長に、超能力実験においていかにイカサマ師のトリックを見抜くか、ジェームス・ランディが助言を送り、また要請があれば無償で実験に立ち会うことも申し出た。ところが、ランディの申し出は断られ、助言も無視された。

ジェームス・ランディはこの研究所に2人の若いマジシャンを送り込んだ。彼らは自分達に超能力があると、研究所スタッフに思い込ませることに成功した。彼らがマジシャンであることが暴露されるまで、研究は3年間続き、その間彼らは、金属を曲げたり念写やテレパシーなどの実験をやってみせたが、研究スタッフは誰一人それが手品であることを見抜けなかった。

これがプロジェクト・アルファである。彼らがマジシャンであることが暴露された2年後の1985年に研究所は閉鎖された。