最新科学スピリチャル研究所

日本の精神世界を探求していきます。

スピリチャル業界で全米最大の協会理事まで務めた著者ラマーキーンが『自分の知るすべての霊能者はインチキだ』と断言した名著

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サイキック・マフィア

サイキック・マフィア: われわれ霊能者はいかにしてイカサマを行ない、大金を稼ぎ、客をレイプしていたか

改心した元スター霊能者(スピリチャリスト)が、自らの過去を懺悔し、スピリチャル業界の暗部を洗いざらいぶちまけた内部告発の書。世界各国をカバーし、客=カモの情報を交換しあう心霊マフィア・ネットワークの存在を明かすとともに、霊能者が使うトリック、客についての情報を探るための盗聴工作、儀式と称して女性客をレイプする霊能者たちの極道ぶりまで、破廉恥きわまりない業界の実態を克明に描く。

19世紀以降の心霊主義・交霊術の裏側を知るための最重要古典にして歴史的名著である。著者のラマーは元超売れっ子霊能者(スピリチャリスト)。そして、愛する人を失った人々を虜にしてきた交霊会の真実を暴露しまくっていく。

第一章:奇跡とされるイカサマの数々

第二章:なぜ霊能者になったのか?

第三章:霊能詐欺師が集まる聖地の裏側

第四章:霊能者の金まみれの生活

第五章:交霊会のトリックについて

第六章:近代スピリチュアリズムの歴史

第七章:交霊室での性事情

第八章:イカサマとの決別

第九章:本が出版されるまでの経緯

すぐれた霊能力者として教会をひらき、多くの人々の望みにしたがって、死んだ人々の霊を呼び、無くした品物を取り戻し、不思議なお告げを口にすることにより大金持ちとなった著者。けれど、それらすべてがイカサマだったことと、その手口を暴露した内容実際に手を染めていた人間にしか分からないスピリチュアリズムの黒い部分が洗いざらい暴露されていて、興味深いと共にその闇の深さには恐ろしさも感じた。

スピリチャル業界で全米最大規模の協会理事まで務めた著者のラマーキーンが自分の知るすべての霊能者はインチキだと断言し、またこれまでの歴史上ただの一度も客観的に検証可能な形でそういった能力が確認された例はないこともまた事実です。

 

スピリチャルの波動の正体とは?周波数の正体とは?霊能力は実際にはありません。

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波動のイメージ

量子力学(ミクロ世界)の現象は、私達を取りまく日常生活の出来事に当てはまらない事を説明し、又、人に感知できる波動や周波数は存在しない事を明らかにしてきましたが。では、スピリチュアルでいう波動や周波数は、一体何を指しているのでしょうか?

はい。はっきり言ってその正解は!それは、その場の雰囲気です。空気感です。人なら、その人から伝わるテンションや雰囲気です。脳科学者の茂木先生ならクオリアと説明するでしょう。

すべてはその場のイメージとして伝わってくるものを、波動や周波数と言っているだけです。ネット上記載の全ての記事でぜひ検証してみてください。「波動や周波数」という言葉を、その場で伝わってくる「雰囲気・イメージ・テンション」と変換してみてください。ただそれだけで皆さんは、スッキリとわかる事と思います。

霊能力というものは存在しません。スピリチュアリストは霊能力のある振りを演じているにすぎません。本物の霊力があるように見せかける話術を駆使してだけです。その話術は『コールド・リーディング(Cold reading)』といいます。「事前の準備なし=コールド」で、「相手の心を読む=リーディング」という意味です。霊能者、占い師や詐欺師が相手を信じさせるために使う話術です。

コールド・リーディングは、バーナム効果を使い話し始めます。そして、その会話の中で、その人の顔や、様子を伺うだけで、その人の個人的な情報を引き出していくテクニックです。それは、超能力でも、霊能力でも、何でもありません。具体的な質問はなしに、さりげない質問とその時の周辺情報から推理を重ねて言葉にする。非常に細かい分析をする心理的なテクニックです。さりげない質問の答えと微妙な様子の変化から、「現在」と「過去」を炙り出します。「現在」と「過去」は、そのままに容貌や「その人の性格&生活スタイル」なのです。目の前の人の未来が簡単に予測可能という訳です。細かいところまで、詳細に観察し導き出した結果を言っているにすぎないのです。つまり、霊能の正体は、観察眼による話術にたけた演技です。テクニカルなものです。「霊能力が高い人=演技力が高い人」だといえます。スピリチャリストは、霊能力があたかもあるかのように見せるのが上手なプロなのです。信じ込ませる技をたくさん持っている役者です。信じ込ませれば、目に見えないのでばれません。これがスピリチャル霊能力のカラクリで、実態なのです。

 

「神秘体験は悟りの境地」「悟りが最終到達点」は間違いです。神秘体験による陶酔世界。異次元世界の多幸感は、スピリチャル界の高次元ではなく脳内幻覚です。薬物による精神変容と同一です。「鬼に逢っては鬼を斬り、仏に逢っては仏を斬る」という真理をお間違いなく。「死後の世界は誰にもわからず」という真理を持って解脱に挑むことこそが本来の道です。。

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ワンネス『悟りの境地』

神秘体験のような「特殊な体験」をした結果、宇宙を含め、この世のすべてがわかってしまうような「出来事」を悟りだと考えるなら、残念ですが、それは間違いです。それは妄想です。脳内幻覚による幻視、幻聴の体験です。それは、エクスタシー体験です。薬物でラリる状態と同じです。「忘我的快感を伴う恍惚状態を体験した」に過ぎません。人は誰しも必ず「自意識が変性意識状態下(トランス状態)に深く入る」と特異な体験をします仏教や禅の世界では、それを否定し忌避しています。またそれを魔鏡に入るといいます。その増上慢をきつく戒めています。このようなカラクリを認めるのは社会性のある宗教ではありません。これを有り難く信じているのは、新興宗教のカルトか、残念ですがスピリチュアル好きかオカルト信奉者くらいです。では、本題の「鬼に逢っては鬼を斬り、仏に逢っては仏を斬る」という真理を説明していきます。

◎禅の戒律「魔鏡は避ける」禅の世界では「座禅をしていると変な悪霊が憑くことがあります」こういう坐禅魔禅と言います。坐禅中に神秘的な光があらわれたり、虹がチラチラ見えたり、仏様が現れたりしますが、これらは誰にも起こりうる幻覚であり、悟りでも何でもありません。こうした魔禅による幻覚をまた魔鏡とも言います。大般若経』魔事品や『楞厳』又、天台宗の『摩訶止観』など、いずれの経典にも各種の「魔境」が説いてあります。このように、スピリチュアルの世界において語られイメージされる神次元や高次元の世界観(神秘体験、ワンネス体験、一瞥体験)(下記に詳述、左脳が壊れた世界)は、そのまま幻覚=魔鏡と呼ばれており、厳しい戒めの対象となっています。【禅は一歩間違えると、本来とは違った境地に入り込む危険性があるのです】

では次に、脳機能科学からの知見より。「左脳が壊れると誰でもそうなる」という「神秘体験は脳内幻覚であることの裏付け」をみていきましょう。

「奇跡の脳」byジル・ボルト・テイラー「左脳が壊れると下記のような体験を誰でもします」YouTube(TEDより参照)これにより私達は、テイラーさんの体験「左脳が壊れて右脳だけになった世界」を「悟りの境地や神秘体験」と混同する事はなくなります。つまり「神秘体験による陶酔世界。異次元世界の多幸感は、高次元のスピリチャル霊界などではなく、左脳の機能不全による幻覚である」としっかり判然とします。下記のテイラーさんの体験談をお読み頂けるとよりおわかり頂ける事でしょう。

「テイラーさんが左脳が壊れて右脳だけになった世界」「自分と周囲の境界線がなくなることの快感」1996年12月10日の朝、私は脳卒中を起こしたのです。私の左脳の血管は破裂4時間かけて情報処理能力を失っていく。出血を起こした後、私は歩くこと、話すこと、読み書きをする能力を失い、自分が誰かも分からない状態でした。私は、大人の体をした赤ん坊になってしまったのです。左脳が破壊された後の右脳世界は何の重荷もしがらみもない「安住の地」だったと振り返ります。「自分と周囲の境界線がなくなることの快感」その朝、私は左目の裏にひどい痛みを感じ目が覚めました。たとえるのならばその痛みはアイスクリームなどの冷たいものを食べた時に感じるような鋭い痛みです。その痛みは、いったん生じては消え、また生じては消え、というふうに継続的に発生しました。私はこのような痛みを体験することは初めてでしたが、そのうち消えるだろうと思い起き上がって、いつも通り運動用ローリングマシンに乗りエクササイズを始めました。少しすると、私はマシンを握っている自分の手が原始的な獣か何かの鉤爪のように見えることに気がつきました。変だと思った私は、その後自分の体を見下ろし、そして自分がなんて奇妙な姿をしているのだろう、と思ったのです。その時私は、私が私自身をマシンの上から見下ろしているような感覚にとらわれました。とても奇妙な感覚にとらわれ、頭痛がひどくなったので私はマシンを降りてシャワーをに向かおうとしました。しかし、私の体の機能のすべてがとても遅くなり、ぎこちなくなっていることに気がつきました。身体機能も認識能力も制限されているようなその状況の中、なんとか動けるように体に意識を集中して歩きました。浴室に向かう途中、私は実際私の頭の中の「声」が聞こえるような気がしました、それは「筋肉、縮め」「筋肉、緩め」という指令を出しているのです。しかしすぐに私はバランスを崩し、壁にもたれかかりました。そして自分の腕を見た時、もはや自分の体とその周りの物の境界線がわからなくなっていることに気付いたのです。自分という存在がどこから始まりどこで終わるのかも見分けがつきません。まるで私の腕の分子が壁の分子と入り交ざって、一体になっているような感覚なのです。唯一認識できるのは、私の体の中のエネルギーです。私は考えようと努力し、私に何が起きているのかを問いかけようとしました。しかしその瞬間、さっきまで聞こえていた左脳の「声」が完全に途絶えてしまったのです。まるで静寂です。誰かがいきなりテレビのリモコンのミュートボタンを押したかのように、私の中の「声」が消えたのです。私はその状態にとてもショックを受けましたが、それと同時に私という存在が周囲の大きなエネルギーと共同体となっている状態に魅了されたのです。もはや体の境界さえわからない私は、自分という存在が周りのエネルギーと一体となり大きく、大きく広がる感覚を感じたのです。それはとても素晴らしいものでした。
脳卒中は重荷やしがらみのない素晴らしい世界」しかしそうしていると、突然左脳が復帰してまた「声」が聞こえるようになったのです。それら左脳からくる「声」は、「問題が起きた!」「助けを呼べ!」「大変な問題が起きた!」と繰り返し指令を出すのです。私は「これは問題なのだ」と認識し始めました。しかしまたすぐに、その「声」は消え私はさきほどのエネルギーの共同体となっている意識世界へと押し戻されました。私はこのすばらしい空間を ラ・ラ・ランド(陶酔世界)と呼んでいます。そこは本当に素晴らしい世界なのです。外の世界と自分をつなぐ一切のしがらみから完全に切り離されているのです。想像してみてください、仕事のストレスがすべて消え、体が軽くなることを。外の世界とのすべての関係、ストレスの原因がなくなるのです。平和に満ちあふれた世界です。37年間ものさまざまな感情の重荷から解放されるのです、どんなにそれは素晴らしいものでしょう、ああ!なんという至福の世界。

また、次の動画では、薬物でラリる時の幻覚の体感がわかります。これはまさに魔鏡です。くれぐれも神秘体験と混同しないでください。【注意】薬物で神次元を悟れるわけではありません、ただラリるだけなのです。薬物による精神変容が起きただけです。勿論、一瞥体験、神秘体験は悟りの境地では決してありません。
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異次元の多幸感世界は、脳内幻覚です。ヨガや瞑想、座禅でも魔境に到達できますが、(危険ですが)薬物が一番すぐにキマるようです。脳内ドラックにより異次元世界へと瞬時に。異次元の多幸感の世界へと誰しもすぐにトリップしてしまいます。

アヤワスカ
LSDの100倍!アヤワスカを飲んだ話【南米縦断・番外】
https://www.youtube.com/watch?v=4dxfTryr5Ag

ヒストリーチャンネル】 違法ドラッグの正体 第2回 「LSDとエクスタシー」
https://www.youtube.com/watch?v=pFiEatvsXdo

ヒストリーチャンネル】 違法ドラッグの正体 第1回 「コカイン」
https://www.youtube.com/watch?v=ZDVFjlfGp-M

ヒストリーチャンネル】 違法ドラッグの正体 第3回 「マリファナ
https://www.youtube.com/watch?v=Fvwl3ic1_U8

ヒストリーチャンネル】 違法ドラッグの正体 第4回 「アヘン・モルヒネ・ヘロイン」
https://www.youtube.com/watch?v=NWDEkoBS5nQ

 

量子力学を使ったスピリチャルの説明は大間違いです。

ミクロ世界とマクロ世界とでは、全く法則性の違う世界です。「同じ現象が起こる」と考えるのは、とても大きな間違いです。

量子力学量子論のミクロ現象)
↑↑↑↑↑↑↑↑
【起きる現象は全く違います!】
統一理論は未だ発見されていません。
ミクロ世界とマクロ世界は違う法則
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ニュートン力学(通常マクロ現象)

日本のスピリチュアル好きの人の非常に大きな問題は、この点を全く理解していない人が多いということです。科学を知ったかぶりで完全に間違った解釈で説明されています。下記に3つ例を挙げます。

 

例1 (ミクロの世界)量子は、観察者の影響を受ける。二重スリット実験により、量子は波の性質でもあり粒でもある。波でだったものが、観察すると粒として物質化する。「観察する」つまり意識を向けると物質化する。不思議法則。引き寄せの法則の論拠。

量子力学量子論のミクロ現象)
↑↑↑↑↑↑↑↑
【起きる現象は全く違います!】
統一理論は未だ発見されていません。
ミクロ世界とマクロ世界は違う法則
↓↓↓↓↓↓↓↓
ニュートン力学(通常マクロ現象)

私達の日常の生活(マクロの世界)物質は、観察者の影響を受けません。観察者の意識の影響は一切ありません。引き寄せの法則は成り立ちません。観察者の意識次第で、物質世界を変えることは出来ません。観察者が意識的に何かを壊すと思ったら壊れますか?絶対に壊れません。

 

例2(ミクロの世界)物質は固有の振動数を持つ。ドブロイ波の事です。エビデンスとしてスピリチュアルでは、波動や周波数をだしているという論拠になっています。

量子力学量子論のミクロ現象)
↑↑↑↑↑↑↑↑
【起きる現象は全く違います!】
統一理論は未だ発見されていません。
ミクロ世界とマクロ世界は違う法則
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ニュートン力学(通常マクロ現象)

私達の日常の生活(マクロの世界)物質固有のドブロイ波は、あまりにも超極微細過ぎるので人は感知する事は出来ません。もしその振動を感じたい場合には、理論上、人の感覚器官を、10000000000000000000倍
以上、拡張しなければなりません。そんな事は人には絶対に不可能です。
実際に、人が感知できる波動は存在しません。
事実上、人が感知できる周波数もありません。

 

例3 (ミクロの世界)五次元世界の主張。リサ・ランドール博士は量子を観察しているうちに、その観察している量子が突然消えるという現象を目の当たりにしました。どこに消えたのか。それは五次元へ消えたという仮説を唱えました。

量子力学量子論のミクロ現象)
↑↑↑↑↑↑↑↑
【起きる現象は全く違います!】
統一理論は未だ発見されていません。
ミクロ世界とマクロ世界は違う法則
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ニュートン力学(通常マクロ現象)

私達の日常の生活(マクロの世界)質量保存の法則からしても、物質が突然消える現象は現在までに報告された記録は世界中でありません。決して目の前の物は消えません。

多次元にいけるのは世界で唯一ドラえもんのポケットだけです(笑)


最後に駄目押し。一番分かり易い例え。
(ミクロの世界)原子構造は、ほぼスカスカの空洞です。スカスカの原子が集まって私達の身体も勿論できています。スカスカ原子が集まっているなら身体もスカスカなはずですよね。ミクロの世界をそのまま持ってきたら、99.99%以上スカスカの原子で出来た身体は99.99%以上スカスカになるんですよ。理屈では絶対に完全にスカスカ。
ところが当然、私達の日常の生活(マクロの世界)の事実として実際に、全く違います。あなたの身体は、触れますよね。あなたは自分で、ほっぺたつねれますよね。

以上の3つと蛇足はわかりましたか?

10のマイナス19乗の不思議な「超ミクロの世界」と
「実態のある私達の生活している世界」を一緒に論じないでください。
間違っても混同しないでください。

スピリチュアル好きの大きな大きな勘違いですので、誤解している人には教えてあげてくださいね。

 

※まとめ【真ではあるが実ではない】

量子力学量子論のミクロ現象)では真実!
物質は固有の振動数を持つ=万物の全ては振動=全てはエネルギー!!!!!
このフレーズに、スピリチャル好きの人々は、狂喜乱舞する。
波動だ!!!周波数だと!!!良い波動だ〜〜〜!!!
バイブレーション感じる〜〜〜などと大はしゃぎする。
↑↑↑↑↑↑↑↑
【起きる現象は全く違います!】
統一理論は未だ発見されていません。
ミクロ世界とマクロ世界は違う法則
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ニュートン力学(通常マクロ現象)実際の真実は!

全てはエネルギーではない。私達の日常生活では、
物質をエネルギーとは決して認識しない。
物は物として認識する。
物質は物質であってエネルギーでは決してない。
机は机、椅子は椅子。水は水、空気は空気。
道ばたの石ころはただの石ころ。
私達の生活している日常の実際、事実上の現実では、
そうです、あなたの目の前の現実空間では、
机、椅子、水、空気、石は、エネルギーなんかでは
決してありません。机は机、実物の机。
椅子は椅子、実物の椅子。石は実物の石で、
決してエネルギーなんかではありません。
実際、波動や周波数なんて出ていません!(笑)

もしエネルギーを感じたいのであれば、
ドラえもんの四次元ポケットの力で(笑)
もしも人間の感覚器官を、量子世界に入る為に、
10000000000000000000倍以上、
拡張した時には!!!!!量子の世界を感じて、
お〜〜〜机ってエネルギーと感じることだろう!笑笑

マンガの世界じゃないんですから現実的に不可能です。

 

霊能者の嘘を暴く!ジェームズ・ランディ(奇術師)

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ジェームズ・ランディ(奇術師)

霊能者の嘘を暴く!ジェームズ・ランディ教育財団 ted日本語字幕
https://www.youtube.com/watch?v=vxyc9J5pW-c

超能力バスターVS超能力者 本物なら1億2000万円獲得
https://www.youtube.com/watch?v=KSs66jT4Y3M&t=8s

 超能力者と証明出来たら100万ドル!
ジェームズ・ランディ教育財団の超能力チャレンジとは?

時は1950年代、アメリカを中心にスピチュアル・ブームが巻き起こっていた。そのきっかけになったのが、1948年に起きたハイズヴィル事件。
ハイズヴィル事件を簡潔に説明すると「死者と交信できると話題になったフォックス姉妹がいて世間が熱狂するけど、結局はイカサマでした、残念」という事件
ブームの火付け役自体が、すでに嘘にまみれていたのだ。しかしこの事件以降、アメリカ中にスピチュアルブームが起こり、イカサマ霊能者や超能力が溢れ出す
プロのマジシャンであるジェームス・ランディは、そういったイカサマ師たちの”ネタ”を一目見ただけで看破することが出来た。
あるテレビ番組に出演したランディは「超能力や霊能力は全部嘘っぱちだ!!」と公言する。そこに居合わせた学者が「では、本物の能力者であると証明できた者に賞金を出してみては?」と提案する。
これが「100万ドル超能力チャレンジ」の始まりなわけだが、その裏にはランディの人生をかけた戦い、イカサマ心霊術などによって多額のお金を巻き上げている詐欺師たちへの怒りがあったのだ。
https://soyokazesokuhou.com/jamesrandi/

「科学的に実証できる超能力を持つ者に、100万ドルを進呈する」という趣旨で、世界中の超能力者達から挑戦を募っている。このチャレンジで超能力を実証するためには、二段階の手続きを踏まねばならず、1964年のチャレンジ開始以来、のべ1000人以上が挑戦したといわれるが、100万ドルを手にした者はまだ出ていない。

 

カルロス事件:超能力バスターの試み
https://www.youtube.com/watch?v=n2dxhs5xKoY&t=261s

超能力バスターの試み
https://www.youtube.com/watch?v=XEUFJZjfqq8

カルロス事件
カルロス事件とは、ランディがオーストラリアのテレビ局により、企画された多くの人とメディアを詐称した事件。もともとは、チャネリング(降霊術の一つ)の疑わしさに関する企画を、オーストラリアのテレビ局プロデューサーが「マスコミ含む自国民が捏造情報をどこまで信じるか」という企画をランディに依頼したことに始まる。

この企画の打診を受けたランディは、オカルトとは何ら無関係であった知人のホセ・アルバレスチャネラーに仕立てるべくランディのもとで綿密な仕込みを行なった。仕込みの一つとして脇の下にボールをテープで留めてこれを押しつぶして腕の脈拍を止め、偽の仮死状態を作り出すトリックなどが含まれていた。そして、1988年に2人は「アメリカで話題の」「2000歳の精霊とチャネリング」という触れ込みとともにオーストラリアを訪れ、TV局に売り込みをかけた。アルバレスは名前を「カルロス」と変え、チャネラーらしく権威があり、もっともらしく見せる為の細工や小道具を駆使して豪州のTV番組「Sixty Minutes」に出演、ランディの使った手口は小型無線機を使った初歩的な手品とコールド・リーディング、カルトで良く使われているような文言を適当に散りばめた抽象的で仰々しい「カルロス文書」と名づけた即席の教義、そして「カルロス」ことアルバレスの演技も相まって大量の信者を生み、テレビの人気者となり様々な媒体が彼を「チャネラー」として取り上げた。彼らの「興行」はシドニーのオペラハウスのショウで最高潮に達し、このタイミングを見計らいランディが事の経緯を明らかにする。呆然とする者や騙されたと知って怒り出す者、中には意味が解らずカルロスを擁護し、ペテンだと明らかになったあとでさえカルロスとその霊的でもなんでもないメッセージを信じ続けた者も居たといわれる。

豪州の視聴者を含むメディアは全てが仕込みとヤラセと知り大騒動に発展、カルロスを「本物」として扱った番組は大恥をかく事になる。ランディは「電話一本で確認すればペテンだとわかるネタが数多くあったのに、メディアはその手間すら行わず、検証も怠り鵜呑みにし、何の価値も無い電波を視聴者に向かって流し続けた。かように人が簡単に騙されやすいと同時に、メディアを騙すのも造作無い」と喝破した。

 

超能力研究者はマジックと超能力の区別もつかないことを暴いた

「プロジェクト・アルファ」
マクドネル超能力研究所という世界で一番資金のある超能力研究所があった。この研究所の所長に、超能力実験においていかにイカサマ師のトリックを見抜くか、ジェームス・ランディが助言を送り、また要請があれば無償で実験に立ち会うことも申し出た。ところが、ランディの申し出は断られ、助言も無視された。

ジェームス・ランディはこの研究所に2人の若いマジシャンを送り込んだ。彼らは自分達に超能力があると、研究所スタッフに思い込ませることに成功した。彼らがマジシャンであることが暴露されるまで、研究は3年間続き、その間彼らは、金属を曲げたり念写やテレパシーなどの実験をやってみせたが、研究スタッフは誰一人それが手品であることを見抜けなかった。

これがプロジェクト・アルファである。彼らがマジシャンであることが暴露された2年後の1985年に研究所は閉鎖された。

 

 

 

波動、周波数が違うと見えない?

スピリチュアル界隈では、波動や周波数の違いにより事物や現象が見えたり見えなかったり、聞こえたり聞こえなかったりするらしい。共鳴しないと感じられないらしい。

これは、大きな間違い勘違いです。

人は、その人の重要度が高いか、又は、注意しフォーカスしたところしか認識できないようになっているだけです。つまり重要度が低い関心興味がないものは、たとえ、見えていたり聞こえていたりしても、無意識のうちに消しているのです。消すとは、「どうでもいいような事は、意識に上がらず認識しないようになっている」ということです。

鼻の頭の話しをします。実験です。
自分の右眼を手で隠してください。
ご自分で右眼を塞ぎ見えないように。

あなたは、見えている左目でご自身の鼻を見つけることでしょう。鼻は、最初からずっと視界に入っているんです。お気づきでしょうか。通常、私達は、自分の鼻の頭を消して外の世界を見ているのです。

もう一例。勉強や仕事中にBGMにラジオをつけっぱなしに。自分の興味がある分野の話が自然に聞こえてきたら。聞き耳を立てて勉強や仕事を中断した経験のような事は、誰しもあると思います。しかし自分の興味関心がない話しは意識に上らず聞こえてませんよね。

こういった事象を心理学では、カラーバス効果やカクテルパーティ効果と呼んでいます。
脳科学的には、人は、自分の興味関心があるものに対して、脳内でRASが活性化し、意識にあがり認識するようになっていると説明されます。

波動や周波数のせいでは全くありません。
そもそも人は、波動や周波数は(受信機ではあるまいし)感知は決して出来ません。

くれぐれもオカルト信仰を信じてはいけません。
バイブレーションという虚構な用語を使う
変なスピリチュアルの説明は嘘偽りです。

【カラーバス効果】
カラーバス効果とは、ある一つのことを意識することで、それに関する情報が無意識に自分の手元にたくさん集まるようになる現象のこと。
カラーバスは「color(色)」を「bath(浴びる)」、つまり色の認知に由来するが、色に限らず、言葉やイメージ、モノなど、意識するあらゆる事象に対して起きる。
人間の脳は、特定の事象を意識することで、五感で得られた情報からその特定事象のみを積極的に認識するという性質を持つ。

【カクテルパーティ効果】
カクテルパーティー効果とは、たくさんの人が談笑しているパーティーのような中で、会話や雑音の中からでも「自分が関係していること」「自分が興味のある内容」をきちんと聞き取れる現象のこと。音声情報を無意識に選択して聞き取る「音声の選択的聴取」のこと。
1953年に心理学者のコリン・チェリーによって提唱された。
カクテルパーティー効果は脳の「選択的注意」によって生じ、これは聴覚だけでなく視覚などでも発生する。

 

 

記事元に注意。weirdは変なという意味です。トカナ/TOCANA も同類サイトです。

スピリチュアル記事を鵜呑みにする前に。その記事元を是非調べてみましょう。

最新科学で明らかになった○○と記事が書いてあっても要注意です。
真実なんだと興奮しないでください。

weirdさんの記事はスピリチャル好きの記事元ですが、weirdの意味は、(幽霊など超自然的なものを思わせて)異様な、気味の悪い、この世のものでない、変な、奇妙な、という意味です。つまりオカルト新聞みたいなものです。虚構新聞みたいなものです。

マッドサイエンティストの書いた完全なマニア向けでトンデモ記事ばかりです。完全に好きな人向けのエンタメですね。

もしそれが事実なら、普通に新聞やニュースになっていますので、控えめに言って、くれぐれもそんな最新科学情報に惑わされないでください。

正当な雑誌、世界で特に権威のある学術雑誌、ネイチャーで発表された論文でさえも、
10年後にはその信憑性の担保は1割にしか満たない現実があるのですから。その辺も考慮に入れたらほぼ全否定でOKなのです。

ちょっとした例を下記に示します。もっともらしい説得力のある文章に、そのストーリーに人は騙される。それを嘘とは知らずに信じ込むのが人。

例えば、帝王切開」の由来。中国の皇帝は占星術によって、母子の状態に関係なく誕生日を決められていた為、誕生日を守るために切開で出産していたとされることから。中国の暦においては、年月日時間を、漢字8文字で表す事ができます。年を2文字、月も2文字、日、時間もそれぞれ2文字で表し、都合8文字という訳です。それぞれの2文字を、年柱、月柱、日柱、時柱といい、この4つの柱でその人の人生を読み解くことから、「四柱推命」という占いが生まれた訳です。そして、この四柱推命によって、帝王になる生年月日時間を割り出し、帝王がその時間に子供が生まれる様、妻や側室を一斉に孕ませ、指定された時間に、お腹を切開して子供を取り出し、その子供らの中で、最も優秀な子を後継としたというのが、この言葉の由来なのです。

説得力があり本当だなと思い込みますよね。信じてしまいそうですよね。普通は。

はい。これは間違いであるとされています。
ご自分でググって調べてみてください。

ちなみに、weirdサイト同様にトカナ/TOCANA も同類サイトです。雑誌ムーのサイト版みたいなものです。あくまでも健全な娯楽系エンタメとして楽しみましょう。